2013年1月8日火曜日

Raspberry Piをハード的にいじる。 3.3VのLDOレギュレーターは効率が悪い。

前回、5V1Aも喰らうRaspberry Pi(+WiFiドングル)に絶望したバッテリー駆動ですが、どうやら5Vから3.3Vを生成しているLDOレギュレーターの消費電力が怪しいです。
仮に3.3V消費電力を500mAとした場合、LDOレギュレーターが消費する電力は以下になります。

(5V-3.3V)x500mA=0.85W

Raspberry Pi Model Bの公称消費電力が3.5Wなので約24%もLDOレギュレーターが消費している計算になります。
これはもったいない!

据え置き用のRaspberry PiであればUSB電源やACアダプタの容量を確保すれば問題はないのですがバッテリー駆動の場合、消費電力は駆動時間に直結するため無駄な電力消費は抑えたいところです。

5Vから3.3Vを効率良く生成するためには・・・DC/DCコンバータが良さそうです。
DC/DCコンバータの効率は80%から高いものでは95%以上とモバイル機器にはぴったりでLDOレギュレータと比較すると以下のようになります。

DC/DCコンバータ
5V→3.3V効率は約90%以上

LDOレギュレータ
3.3V/5V=0.66 から 約66%

LDOレギュレータからDC/DCコンバータに変更すると66%→90%以上!なんと24%以上効率上がってお買い得!(家電の広告みたいですねw

つづく

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