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2013年5月24日金曜日

Raspberry Pi Type Squareの作り方。

Raspberry Pi TypeAを手に入れたので真っ二つに切断してみました!

始まりはこのツイートでした。

「model Aの基板を真っ二つに切っても動くのか気になる・・・(EthとUSB側を切る [居間PC]」
https://twitter.com/minicube/status/286765780102696960


その後、RS Components の #bluepiコンテストで・・・

「@RSJapanMK Raspberry Piを画像位置で切断し起動するかの確認を行いたい。この実験が成功すればRaspberry Piの更なる小型化も夢じゃない! http://twitpic.com/butmx3/full #bluepi [居間PC]」
https://twitter.com/minicube/status/314064651967160320
※実際の切断箇所とは異なります。

と応募していたら・・・なんと!RS Componentsさんから青いRaspberry Piを頂きました。

※青いRasPiについてまとめはこちら→RS Componentsさんから青いRaspberry Piを頂きました。

これは切らずには要られないのではんだづけカフェの卓上丸鋸盤で(PROXXON No.28006)
ごりごりと・・・

切断寸前のRaspberry Pi TypeA
正確に切るためUSBコネクタは取り外しました。

綺麗に真っ二つ!
英語だと「Raspberry Pi Cut into Two」かな?





「Raspberry Pi Type Cube」と名づけようと思ったのですが・・・「Square」でしょ!と総突っ込みが入りましたのでこの切断方法を「Raspberry Pi Type Square」とすることにします。

また、この偉業?について「外注がやったらヌッ殺す」や「EMI対策ってどうなの?」という意見を頂きました。

特に気にしていなかったのですが・・・X線写真を見て切る箇所を探ってはいました。

http://www.raspberrypi.org/archives/tag/x-raysより

切った位置はP3 header(LAN9512用JTAG)の位置です。


動作確認ですがRCAのビデオアウトからログイン画面が表示されることを確認していますので
問題は無いと思います。(まりすさんに感謝


このままでは使えないのでUSBの信号をSoCから引き出す必要があります。
USB_DM、USB_DPが表面に出ていたので旨く半田付けできれば取り出せると思います。
http://elinux.org/RPi_BCM2835_Pinout

USBコネクタ実装中!(つづく

2013年4月12日金曜日

真空管ブレッドボードアダプタ mT7基板タイプ


真空管ブレッドボードアダプタ mT7基板タイプを2013年4月12日に正式公開。

スイッチサイエンスさんで一部委託販売中です。

基板のみ300円パーツセット650円、完成品750円

パーツセットには基板、mT7基板真空管ソケット、ピンヘッダ(1x4 2個)が入っています。

真空管ソケットが手に入る方はmT7タイプを参考に作るか、基板のみの購入がオススメです。

基板のみ

真空管ソケットに刺したところ
左:実装済み
中:パーツキット付属の真空管ソケット
左:秋葉原で買える金メッキな真空管ソケット

実装済み完成品の裏表

使用例:ブレッドボードにmT7な真空管を簡単に立たせることができます。
※真空管、ブレッドボードは製品に付属しません。

作例:MIHAアンプ回路図
YAHAアンプの簡易版

作例写真:サンハヤトに対抗して作った?モバイル真空管アンプ


真空管ブレッドボードアダプタ mT7タイプの回路図は以下になります。
mT7タイプとmT7基板タイプの回路は一緒です。

真空管用のmT7ソケットにDIP8を繋げただけっぽいですが使いやすいように考慮されたピン配置となっています。
DIP8の1ピンが真空管ソケットの真ん中に接続されていますが完成品では接続されていません。


基板のみ
初期ロット10個販売中

パーツセット
初期ロット8個販売中

完成品
初期ロット10個生産中

2013年3月24日日曜日

お手軽一石アンプ 作例三種

去年の夏に作ったお手軽一石アンプを色々作ったのでご紹介

USB給電が2種、9V電池用が1種


USB給電リード部品版、コンデンサが大盛り
裏はジャンパと抵抗だらけで見せられません(汗

USB給電SMD版、100uFの出力カップリングコンデンサx2を重ねて実装
良い子はまねしたら駄目ですよ~
コンデンサは全て積層セラミックコンデンサを使ってみました。

USBは怖い?ので9V電池で動く物も・・・実は3Vでも十分なのですが・・・
トランジスタを交換できるようになってます。

 USB給電はこんな感じ、いつも持ち歩いているモバイルバッテリーが使用できるので便利?
緊急時にバッテリー残量が無くなっていたら泣きます。


一石アンプの肝はコンデンサよりも抵抗値・・・バイアス用と電流制限用の抵抗しかないですがw

2013年3月1日金曜日

MIHAアンプ回路図

YAHAアンプの簡易型をブレッドボードで実験しているのですが中々良い音?で
なってくれるのでMIHAアンプとして回路図を公開したいと思います。

YAHAアンプについての解説は YAHAヘッドホン・アンプの回路説明 が大変分かりやすいです。

YAHAアンプの回路と比較すると分かりますがヒーターを別電源化、OPアンプの出力周りを簡易化しています。

電源は真空管、OPアンプ駆動用として最低9V、ヒーター用として6Vが必要です。

9VをACアダプタから供給する場合、ヒーター用の6Vは三端子レギュレータを使用しても良いのですが発熱が大きいためDC-DCコンバータ等を使用するか、別途ACアダプタから供給するのが良いでしょう。

電池なら9V電池、ヒーター用に単三電池を4本(eneloopなら5本)直列でOKです。

YAHAヘッドホン・アンプの回路説明 を読むと分かると思いますがMIHAアンプは簡易化しすぎているためオーディオ再生機器やヘッドホンが壊れても自己責任でお願いします。

真空管ブレッドボードアダプタ mT9タイプ 回路図:αバージョン 実機:プロトタイプ完成

真空管ブレッドボードアダプタ mT9タイプ αバージョンの回路図を公開します。
※実際に作成はしていません。このページは製品化まで随時更新します。


mT7タイプと同じくDIP8でブレッドボードに刺すタイプですがヒーター回路をジャンパーピンで切り替えが出来る様に設計しています。

対応する真空管はオーディオ用で使われる双三極管で以下になります。


12BH7A
12AU7/ECC82
ECC99
E80CC/6085
12RLL3
12AY7
6414
5965/E180CC
12AT7/ECC81
12AZ7
5751
12RHH14
12AX7/ECC83


6FQ7/6CG7
6DJ8/ECC88
6922/7308
6240G
6AQ8/ECC85

作成中のプロトタイプ
基板をギリギリにするとこんな感じ
このサイズだと回路図のヒーター線切り替えは難しそう?

ユニバーサル基板でmT9の基板用真空管ソケットを使う人は必見!

プロトタイプ:αバージョン

 下側

ブレッドボードに立たせてみた。

プロトタイプ:αバージョン・・・使いにくいことが判明してお蔵入り確定。


次は・・・もっと使いやすいプロとタイプを作製予定。

2013年2月26日火曜日

真空管ブレッドボードアダプタ mT7タイプ

真空管ブレッドボードアダプタ mT7タイプを2013年3月1日に正式公開。

2013年3月12日よりスイッチサイエンスさんで委託販売中です。

完成品1個650円

真空管ソケットが手に入る方は作った方が安いと思います。

上側

下側

使用例:ブレッドボードにmT7な真空管を簡単に立たせることができます。
※真空管、ブレッドボードは製品に付属しません。

作例:MIHAアンプ回路図
YAHAアンプの簡易版

作例写真:サンハヤトに対抗して作った?モバイル真空管アンプ


真空管ブレッドボードアダプタ mT7タイプの回路図は以下になります。

真空管用のmT7ソケットにDIP8を繋げただけっぽいですが使いやすいように考慮されたピン配置となっています。
製品版でDIP8の1ピンが真空管ソケットの真ん中に接続されていますがGNDに落とすと幸せになれるかもしれません。

次はmT9版ですが・・・一筋縄ではいかない感じ・・・乞うご期待!



初期ロット8個完売!(2013/03/22)
2次ロット10個販売中

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初期ロット7個に限り真空管プレゼントキャンペーンを実施中です。
条件:実物を写真に撮ってツイッターで@minicube宛に返信
    秋葉原を徘徊中の本人に見せるなどなど・・・
    購入した確証と共に連絡いただければプレゼント致します。

注意:プレゼントする真空管はヒーターの点灯のみ確認を行ったジャンク品です。
    発送等が必要な場合はご相談ください。
    当プレゼントキャンペーンについてスイッチサイエンスさんへ問い合わせはご遠慮下さい。

※初期ロットは10個生産し、写真撮影用1個、デモ用1個、保管用1個の計3個は保管中
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2013年2月18日月曜日

真空管ブレッドボードアダプタの真実と開発秘話

サンハヤトが先日、発表した真空管ブレッドボードアダプタですが既に私が3年前に作成していることが判明しました。
※以下時間はUTC



正確には 2010年6月12日 8:47に「真空管をブレッドボードに刺したい・・・」とツイートし

2010年6月12日 9:14 に「mT管ソケットが8ピンICソケットとピッタリ!」

2010年6月12日 9:54「古いmT管ソケットに苦戦するもmT管8ピンICソケット変換できた~」
というツイートで完成した真空管ブレッドボードアダプタを晒しています。(一番上の画像)

更に2010年6月12日 9:57「mT管もブレッドボード対応に!! もしかしてヒータ熱で・・・溶ける?w」というブレッドボードに刺さったことを示す画像

翌日には2010年6月13日 9:11「こっちも灯しちゃうぞ~ ブレッドボードで真空管のヒーター点灯」という史上初?のブレッドボード上でのヒーター点灯をしています。

「こっちも」とはなんとあの”はやぶさ”の地球帰還と同じタイミングで真空管ブレッドボードアダプタを思いついておりあの感動の瞬間の後にヒーターを点灯したようです。

数分後には2010年6月13日 9:17「むぅ・・・真空管のヒーター電源に三端子レギュレータ使うと触れないほど厚くなる・・・」とサンハヤトが陥っている三端子レギュレータに対するコメントもツイートし

その後は2010年6月13日 9:36「秋月のDC-DCコンバータで5V1Aのやつがなくなってる・・・」と既に超三端子を望むツイートを残して諦めたようです。


翌年には

2011年2月13日 7:35「TLが真空管な流れ?」というTwitterのTLにあわせて三端子レギュレータにヒートシンクを付けてヒーターを点灯した画像をツイート

やはりこの時も2011年2月13日 7:37「真空管のヒーターよりレギュレータの方が熱々になる罠・・・」という三端子レギュレータの問題点を挙げています。


翌日には2011年2月13日 8:07「YAHAアンプでも作るか・・・」

2011年2月13日 9:30「YAHAアンプで遊んでみた・・・ブレットボードだと発振しやすいね」とここでもサンハヤトのblog記事どおりのツイートが・・・画像では小さいブレッドボードを2個使ったYAHAアンプ


数日後には

2011年2月19日 7:41「YAHAアンプできた シンプルすぎるけど・・・どんな音するのか楽しみ」と1つのブレッドボードでYAHAアンプを完成させ

2011年2月20日 0:15「YAHAアンプ・・・9vで450mA」とはんだづけカフェの電源で消費電流の確認までしています


翌月には2011年3月5日 5:08「5Vでヒーターを点けられればUSB給電も夢じゃない?(真空管アンプ」というUSBで真空管のヒーターを点灯するツイートも・・・

この後は当blogで以前紹介している超三端子を使った作例になるわけです。


つまりは・・・サンハヤトは私より3年送れてニュースリリースサンハヤト電子工作ブログで自社製品たっぷりなYAHAアンプを公開したわけです・・・


そんな私も黙ってはおけないので早速、真空管ブレッドボードアダプタの製品版発売に向けて動き出しました。

左が製品版の半田付け前の状態でソケットにはステアタイトを使用した高級品!
右は2010年に試作したアダプタを紛失したので最近作り直したプロトタイプです。

更にはTwitterのフォロアーの皆さんからのご意見を取り入れて更なる進化をした真空管ブレッドボードアダプタを発売できればなと思っております。

もちろん1000円よりは安く販売しOSHWとして公開しますので誰でも自由に作成可能です。
※できれば基板や説明書を作成した際に@minicube氏の作例と書いていただけると嬉しいです。
  更には基板やキットを送っていただけると泣いて喜びます。

2013年2月14日木曜日

サンハヤトに対抗して作った?モバイル真空管アンプ

先日紹介した真空管ブレッドボードアダプタですが・・・昨日サンハヤトが同等な製品をBlogで紹介していることを知りました!


サンハヤト電子工作ブログ


新製品のAT-MT9P真空管ピッチ変換基板
見事に同じ用途を狙った製品ですねw

さらに・・・
「早速変換基板を使ってタイトルのYAHAアンプというヘッドホン用の真空管アンプをブレッドボードで作ってみました。」

ブレッドボードのサイズはかなり大きいもののほぼ同じ回路(YAHAなので当然?)、部品構成で作例を・・・
もちろん、サンハヤトさんは詳細な回路図付き!


むぐぐ・・・これは対抗意識をせずにはいられません!

というわけでサンハヤトが自社製品てんこ盛りで作りやすい大型化で来るなら
こちらは更なる小型化しかない!

で・・・できました!
なんとUSBブレッドボードドングルに見事全ての部品がのりましたよ!
ブレッドボードの配線的にはかなり無茶なことをしていますが・・・モバイルだから許される?w

見よ!この部品の密集率!

もちろんノイズ対策一切なしでほぼノイズフリーです。
これも9V電池駆動のおかげですね

ブレッドボード用電源ボードはもう古い!時代はUSBブレッドボードドングル

ブレッドボードを使っていてもっと手軽に電源を供給できないのかという疑問に対して
USB電源の手軽さとブレッドボードの手軽さを組み合わせたら便利ではないかと思い作成しました。

ブレッドボード用電源ボードはもう古い!時代はUSBブレッドボードドングル 

使い方はこんな感じ
USBコネクタに近いソケット部分が電源供給ソケットになっています。

他の記事で紹介している真空管ブレッドボードアダプタを使用すると配線不要でヒーターの点灯が可能です。
実はこのために作ったのがUSBブレッドボードドングル

2013年2月12日火曜日

Adafruitのスキルバッチを手軽に使う

Adafruitのスキルバッチはコミカルな刺繍で好きなのですが買ったも眺めるだけではもったいないので使おうと思ったのですがアイロンが我が家にはないのでちょっと工夫して使ってみました。
※日本だとスイッチサイエンスさんが取り扱っています。

用意するものはスキルバッチと粘着シールタイプのマジックテープ
(画像はダイソーのワンタッチテープ 粘着タイプ)

フワフワな方とゲジゲジな方がありますが今回はゲジゲジな方を使います。
裏にスキルバッチの型をとって
(RasPiバッチは左右対称なので裏からでOK、非対称な場合はバッチを裏返して型をとってください。)

ちょっと内側をハサミで切ります。
(大量の屑が出るのでゴミ箱の上で切るのが良いです)

切り取ったマジックテープの粘着シールを剥がしてスキルバッチと貼り付ければ完成。
(アイロンは必要ありません。)

あとはミリタリーっぽいバックのフワフワな方に貼り付けるだけ!

もちろんマジックテープなので張ったり剥がしたり自由自在です。

さあ、貴方も自慢?のスキルをスキルバッチで主張しましょうw

USB開発便利グッツとブレッドボード用真空管アダプタ

Raspberry Piの動作確認をする際に便利なグッツを色々作ったのでご紹介。

その1:USB電流測定アダプタ

USBのAコネクタのオスとメスの間に電流検出用の0.1Ωの抵抗を挟んであります。

使い方はこんな感じ。
抵抗の両端にICクリップで挟める端子がつくってあるのでテスターやオシロで測定すれば
1mV=10mAとして測定できます。
どうやらWiFiドングルは200~100mA消費するものが多いようです。


その2:USB電流負荷アダプタ
 見ての通り、USBのAコネクタにセメント抵抗をはんだづけしただけです。
抵抗値は10Ωなので約500mA消費(電流が流れる)することになるます。

500mAでは大きすぎる場合に備えてこんなタイプも・・・62Ωなので約80mA

あとは抵抗を並列にすれば・・・左から1A、500mA、240mA、160mA、80mA
その1のUSB電流測定アダプタと組みあわせると簡易的な公正もできて便利

その3:USB1ポートセルフパワーアダプタ

 これはRasPi用に作ったアダプタでUSB機器の電源を外部からDCプラグで供給できるように作りました。
実はまだテストしてないですが恐らく使えるかと・・・
念のためポリスイッチもはいってる豪華?仕様です。
※USB規格的にはアウトだと思いますw

その4:ブレッドボード用真空管アダプタ


名前そのまま、真空管をブレッドボードにさすためのアダプタです。
これはUSB関係ないですね

上から見るとこんな感じ・・・影で見えないですね・・・


裏返すとこんな感じ。
MT管の7ピン用ソケットにIC用丸ピンソケットが合体しています。
真空管側は7ピンなのでICソケット側は1ピン余ります。

使用例はこんな感じでブレッドボード上にYAHAアンプを組んでみました。
実はこの回路、3年前くらいに作ったものなのですがレギュレータの熱がすごくて没になったのですが超三端子ことDC/DCコンバータが安価に手に入るようになったので組みなおしました。
発熱も真空管のヒーターのみになってなかなかいい感じです。

ブレッドボード真空管アンプについては改良してキットとして配布できたらなと思ってますが・・・いつになることやら・・・