サンハヤトが先日、発表した真空管ブレッドボードアダプタですが既に私が3年前に作成していることが判明しました。
※以下時間はUTC
正確には 2010年6月12日 8:47に「真空管をブレッドボードに刺したい・・・」とツイートし
2010年6月12日 9:14 に「mT管ソケットが8ピンICソケットとピッタリ!」
2010年6月12日 9:54「古いmT管ソケットに苦戦するもmT管8ピンICソケット変換できた~」
というツイートで完成した真空管ブレッドボードアダプタを晒しています。(一番上の画像)
更に2010年6月12日 9:57「mT管もブレッドボード対応に!! もしかしてヒータ熱で・・・溶ける?w」というブレッドボードに刺さったことを示す画像
翌日には2010年6月13日 9:11「こっちも灯しちゃうぞ~ ブレッドボードで真空管のヒーター点灯」という史上初?のブレッドボード上でのヒーター点灯をしています。
「こっちも」とはなんとあの”はやぶさ”の地球帰還と同じタイミングで真空管ブレッドボードアダプタを思いついておりあの感動の瞬間の後にヒーターを点灯したようです。
数分後には2010年6月13日 9:17「むぅ・・・真空管のヒーター電源に三端子レギュレータ使うと触れないほど厚くなる・・・」とサンハヤトが陥っている三端子レギュレータに対するコメントもツイートし
その後は2010年6月13日 9:36「秋月のDC-DCコンバータで5V1Aのやつがなくなってる・・・」と既に超三端子を望むツイートを残して諦めたようです。
翌年には
2011年2月13日 7:35「TLが真空管な流れ?」というTwitterのTLにあわせて三端子レギュレータにヒートシンクを付けてヒーターを点灯した画像をツイート
やはりこの時も2011年2月13日 7:37「真空管のヒーターよりレギュレータの方が熱々になる罠・・・」という三端子レギュレータの問題点を挙げています。
翌日には2011年2月13日 8:07「YAHAアンプでも作るか・・・」
2011年2月13日 9:30「YAHAアンプで遊んでみた・・・ブレットボードだと発振しやすいね」とここでもサンハヤトのblog記事どおりのツイートが・・・画像では小さいブレッドボードを2個使ったYAHAアンプ
数日後には
2011年2月19日 7:41「YAHAアンプできた シンプルすぎるけど・・・どんな音するのか楽しみ」と1つのブレッドボードでYAHAアンプを完成させ
2011年2月20日 0:15「YAHAアンプ・・・9vで450mA」とはんだづけカフェの電源で消費電流の確認までしています
翌月には2011年3月5日 5:08「5Vでヒーターを点けられればUSB給電も夢じゃない?(真空管アンプ」というUSBで真空管のヒーターを点灯するツイートも・・・
この後は当blogで以前紹介している超三端子を使った作例になるわけです。
つまりは・・・サンハヤトは私より3年送れてニュースリリースしサンハヤト電子工作ブログで自社製品たっぷりなYAHAアンプを公開したわけです・・・
そんな私も黙ってはおけないので早速、真空管ブレッドボードアダプタの製品版発売に向けて動き出しました。
左が製品版の半田付け前の状態でソケットにはステアタイトを使用した高級品!
右は2010年に試作したアダプタを紛失したので最近作り直したプロトタイプです。
更にはTwitterのフォロアーの皆さんからのご意見を取り入れて更なる進化をした真空管ブレッドボードアダプタを発売できればなと思っております。
もちろん1000円よりは安く販売しOSHWとして公開しますので誰でも自由に作成可能です。
※できれば基板や説明書を作成した際に@minicube氏の作例と書いていただけると嬉しいです。
更には基板やキットを送っていただけると泣いて喜びます。
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